2012年 03月 11日
3.11あれから1年 |
あれから1年。いろいろと思うところはありますが、今日は静かに旦那と二人で生きていることに感謝しつつ普通に過ごしました。
あの日、私は街中に居ましたが、もしも海沿いに居ても、まさか~と津波から逃げるなんていう発想にはなってなかったと思う。
今、思うこと、メメントモリ。死を忘れずに、やりたいことは後回しにせずにやろうと思います。これは地震の前からも割りと実践してるけど(笑)。
それから、今日はテレビも震災関係の番組ばかり。職務を全うするあまり、不幸にもご自身が犠牲になってしまう役場の方や警官の話なども報道になってました。見る度に、なんか違和感を感じる私。美談に持っていこうとしてないかな~。この犠牲になった方にも、悲しむ家族や友人があることなんで、「いいから、逃げろって!」って誰かが言わないと。
こういう報道を見ると、いつも私は約15年前のバリ島ウブドであった地震の事と、福岡でのガルーダ・インドネシア航空機事故の事を比較せずにはいられません。
ウブドの一流レストランで遭遇した地震は、お客を残してバリ人の従業員は真っ先に外に逃げてました。そして、ガルーダの航空機事故では、キャビンアテンダントは、乗客をほったらかして自分の荷物を持ってやはり外に真っ先に逃げてました。
これは日本では随分バッシングされてたけど、インドネシア人からすると「えっ?それが何か問題?」って感じで受け止めててる人が多かった。文化の違いと言ってしまえばそれまでだけど、危機管理はまず自分を優先が普通のルール。CAの件は確かにどうかという気もするけど…。
仕事をほったらかして無責任だと責める以前に、まず自分の命あっての仕事なんだと日本人の皆様も認識を変えるべきだと思います。それから、皆が逃げないから…と回りに同調せずに、自分一人でも津波の時はまず逃げよう。と、自分自身にも言い聞かせる今日この日でした。
亡くなられた多くの方々の死を無駄にしないように。普通の日々に感謝して…。
yahooオークションへはこちらから★
楽天ランキング
女性30代1位
カキリマのネットショップはこちら★
by kakilima
| 2012-03-11 21:40
| 日々の暮らし