2006年 08月 27日
こわい話2 |
かなり怖い話をします。昨日、仙台市戦災復興記念館で行われた講演会に行って来ました。
「刺身に放射能の隠し味はいらない」というショッキングなテーマです。
市民運動をしている知人からのお誘いでした。市民活動って、夢中になっている人にとってはいいのだろうけど、一歩引いてみるとどうよ~ってことも多いので、どうかなと思いつつ興味のある内容だったので旦那と二人で行きました。青森県六ヶ所村の核燃料再処理工場をなんとかやめさせようというのが講演内容。講演をした永田氏は押し付けがましくない、ひょうひょうとした方で、逆に信頼ができました。
実は私、全然六ヶ所村の事はニュースで名前を聞く、原発のある場所くらいにしか思ってなかったのですが。話を聞いて悲鳴をあげそうだった。ひぇ~。
来年の8月から本格的稼動が始まる六ヶ所村の再処理工場は、どうしてもその工程で発生する放射能を海に放出してるそうです。えーっ、海にたれ流し!
むつ沖合3キロ、深さ44m(近いです、それ。44キロメートルではありません44m)地点にある直径7センチの放出口からすでに試運転段階でも出してるそう。海に放射能を流しちゃうって正気かい!という感じですが、どうも本当らしいです。なぜなら、それを規制する法律がまだないからというお役人の発想。
バックには利権と政治がからんでいます。工場では再処理(というよりも生産に思えるけど)ウランとプルトニウムを取り出しているのでした。ぎゃ~、それで原爆を作れちゃうから。
もちろん、そこの海の魚を食べたら…。というか宮城県沖も六ヶ所村からそんなに離れていないのです。
詳しくは、こちら→美浜の会
この話を聞いて夕べは夢見も悪かった。夜中に起きました。
個人でできることは何だろう…。青森県知事にハガキを
出します。そして、こうやって人に広めることがまず一歩かなと。
原発の存在そのものの良い悪いという話ではなくて
(うちもオール電化マンションですから)、とにかく海に
放射能を放出することだけはやめてほしいというのが皆の願い。
by kakilima
| 2006-08-27 21:39
| 日々の暮らし